野菜栽培に適した土にしてくれるお助けマンがいます。それは、炭・カキ殻石灰・ホウ砂です。自宅に余っている場合などは、畝をつくる前に忘れずに混ぜてみてください。
しばふは、2つ目と3つ目の畝に混ぜるのをうっかり忘れてショックだったよ
1.カキ殻石灰
苦土石灰は微量ミネラルがなく土がかたくなってしまうので、混ぜるのはカキ殻石灰にしてください。
カキ殻石灰を混ぜる理由
野菜栽培に適した土のph値は6.0〜6.5です。これよりも酸性度が高い土の場合、カキ殻石灰を混ぜることでアルカリ性に中和してくれる作用があるからです。
また、海水やマグネシウムやマンガンなどのミネラルが含まれているので野菜が丈夫に美味しく育ちます。
菌ちゃん先生によると、ほうれん草も育たないような土、荒地で今まで何もつくったことがないような土は酸性度が高いので混ぜたほうがよいとのことです。
量の目安
1㎡あたり200g程度です。畝の溝の部分にも混ぜるので畝の長さ1mに対して400gの計算です。
量はあくまでも目安ね。しばふはズボラの性格のためph値を調べずに適当な量を適当にまきました。
ネットだと割高だけど重いので自宅まで届けてくれるのはありがたいですね。しばふはホームセンターで20kgのカキ殻石灰を購入したんだけど運ぶのが大変だった・・。ただ、袋が破れており割引してくれたのはラッキーでした。
2.炭
炭を混ぜる理由
炭には小さな穴がたくさんあり微生物のすみかになります。また、土の中の水分を一定に保つ効果があり排水性がよくなります。竹炭でも木炭でもOKです。
BBQ用の木炭が少しだけ余っていたので、しばふはそれを混ぜたよ
量の目安
1㎡あたり2kg程度です。畝の溝の部分にも混ぜるので畝の長さ1mに対して4kgの計算です。土がアルカリ性に近い場合は少なめ、ph値に問題がなければ目安よりも多く入れても問題ありません。
炭が大きい場合は5㎝以下に砕いて入れます
こちらの菌ちゃん農法の本には、竹炭のつくり方が紹介されています。
そのほか菌ちゃん農法の仕組みや野菜の植えつけ方などが初心者でもわかりやすい説明で、おすすめの一冊です。
3.ホウ砂
ホウ砂を混ぜる理由
白菜・大根・トマトなどはホウ砂欠乏症を起こしやすいので、これらを育てたい場合は混ぜておくと安心です。
白菜や大根の芯が黒っぽくなったり、トマトの茎に穴があくことがあります
しばふは、ホウ砂は混ぜずにトマト栽培をしたのだけど成功とはいえませんでした。ホウ砂を混ぜていたら違ったのかな・・・。
量の目安
1㎡あたり1〜2gと微量のため、いったん少量の土と混ぜてから畑にまくとよいです。
まとめ
今回は畝づくりの前に混ぜるとよい3種カキ殻石灰・炭・ホウ砂をご紹介しました。
これらを混ぜるのは必須ではないですが、よりよい土に改良した場合などはぜひやってみてください。
一度畝が完成してしまえば何十年もず〜っと使い続けられるのが菌ちゃん農法のすごいところ。
ただ、完成したあとに混ぜることはできないのでよく検討してみてください。
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