
ど〜も、しばふです!2023年8月から畑を借りちょうど2年が経ちました。多種多様な野菜を育ててみて感じたメリット・デメリット、ズボラ目線で思ったことなど赤裸々に語っちゃおうと思います。
メリット
1.経験値が上がった
虫が苦手で家庭菜園とは無縁どころか、できればやりたくないとすら思っていました。そんな私が菌ちゃん農法と出会い虫がつかないということに食いつき、畑20坪を借りて始めることになりました。野菜の育て方は本やYouTubeを参考にしました。
知識はほぼゼロではじめは何の種か見分けがつかなかったし、どうやって実をつけるのかも全く知りませんでした。でも2年経った今では種を見れば何の野菜かはだいたい分かるようになり、それぞれの野菜の栽培方法もなんとなくは覚えることができました。
そう考えると2年前に思いきって始めてよかったな、大人になって初めて経験するという貴重な機会を自分で拓けたのはいい選択だったと感じています。
2.自然と触れ合える
畑に行くと土や草があり、虫もいる。日当たり抜群なので日光浴もできます。素手で土に触れるとアーシング効果があるといわれています。一日のほとんどを自宅で過ごす在宅ワークの私にとっては、日常生活に家庭菜園が入ると少し健康的になれる気がするのです。

はじめのころは虫が怖くて必ず手袋をしていましたが、今ではちょいちょい素手で作業ができるようになってきました
3.採れた野菜が美味しいと嬉しい
食卓に自分で育てた野菜が並んでいると嬉しいです。無農薬なので家族にも安心して出すことができます。スーパーで購入する野菜は無農薬にこだわってはいませんが、できれば無農薬がいいとは考えているので自分でそれがつくれちゃうのは、我ながらすごいことだと思います。

今日はナスとオクラとじゃがいもはママが育てましたー!とアピールしてます
4.小さい虫には少しは慣れた
以前はキャベツの中に小さい青虫を見つけただけで「キャーッ!」と動悸が激しくなり、夫に取ってもらっていました。今では青虫にはそこまで驚かなくなりました。
今でもダメなのは、カブトムシの幼虫のような太い白いイモムシと、トマトを食い荒らすカメムシ、でかいハチです。菌ちゃん農法ではないですが、昨年育てたサトイモの葉っぱの裏につく黒いイモムシもダメでした。物理的に大きい虫は気持ち悪い、’ブーン’という音を立てる虫は怖いと感じ、いまだに動悸が激しくなります。
4.人におすそ分けできる
多く収穫できたときや、ちょっとしたお礼に野菜をおすそ分けできるのが地味にいいなと思っています。購入したものだと相手も気を遣ってしまいそうですが育てた野菜だとそれがあまりないのかなと感じています。
デメリット
1.夏の畑は過酷
一年の中で夏が一番過酷です。何が大変か、やはり暑さと雑草です。命の危険を感じる暑さなので、熱中症には気をつけ作業は朝に短時間で終わらせるようにしています。
雑草を抜かなくてもよい菌ちゃん農法ですが、畝の高さより伸びた場合は刈ったほうがよいため暑さも加わりかなりの重労働です。数日で驚くほど成長する雑草の生命力に、最近ではほぼ諦めを感じております。
2.うまく育たないことがある
当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、本やYouTube通りにお世話をしてもうまく育たないことはあります。また自分のミスで失敗するケースも多々あります。種や苗を購入し時間をかけてお世話をしてもほどんど収穫できないと落ち込みます。そんなときは失敗は成功のもとと自分に言い聞かせ次に生かそうと考えています。
3.
菌ちゃん農法ズボラが思うこと

ここからはズボラによるズボラさんに向けてのアドバイスを本音で話しちゃいます!
1.育てやすい野菜にしぼるのがよい
夏野菜といえばトマト・キュウリ・ナス・ピーマンなど、この辺りを育てたくなりますよね。ただ、トマトやきゅうりはツルがかなり伸びるので長い支柱を使う必要があります。また芽かきやツルの管理がけっこう大変です。
一般的に初心者にはミニトマトが育てやすくておすすめ、と言われているかと思いますがしばふはおすすめしません。理由はミニトマトは2年連続で失敗しているからです。その点、ピーマン・ナス・オクラは管理がラクで病害虫に比較的強いのでズボラさんにおすすめです。
ミニトマトをプランター栽培してみたら収穫量は少ないものの畑のようにごちゃごちゃせず、ラクにお世話ができたのでプランター栽培に限りおすすめできます。
2.自分の好きな野菜でやる気を出す
ズボラは根底に面倒くさいがあります。畑に行くまでがかなり億劫なのです。夏は暑く冬は寒い。なかなか重い腰が上がりません。そんな重い腰を上げてくれるのは、野菜を無駄にはできない、したくないという想いです。自分の好きな野菜だと特に想いが大きくなり畑に行くハードルが低くなる感じがあります。
しばふが好きな野菜はさつまいも。さつまいものお世話はほぼ不要で畑に行かなくても勝手に育ってくれるのでズボラさんにおすすめしたい野菜No.1。1株から数個が収穫でき、また長期保存ができるのででコスパがいいです。さつまいもが好きならぜひ育ててみてほしい。

来年はさつまいもエリアを拡大しようと計画しております。
3.菌ちゃん農法でよかった
はじめこそ高畝づくりが重労働でめちゃくちゃ大変ですが、そこをクリアしてしまえば無肥料無農薬水やり不要なので、慣行農法に比べてお世話が簡単です。
菌ちゃん先生も農業はラクなほうがよいと話していましたが、長く続ける上でとても重要なことだと感じています。
まとめ
・いくつになっても興味のあることにチャレンジする精神が大事
・土や草など自然と触れ合えたり日光浴ができるので健康的
・ズボラが畑を借りて野菜を育てる場合は簡単で病害虫に強い種類にしよう
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